映画「勝手にふるえてろ」備忘録的感想

 今日は、映画「勝手にふるえてろ」を友人と鑑賞した。松岡茉優さん演じる、主人公の内向的な20代のOL「ヨシカ」が、中学時代から思いを寄せる男「イチ」(DISH//の人)と、同じ職場に勤めていてヨシカに思いを寄せるストーカー気質の男「ニ」(黒猫チェルシーの人)との間で揺れる恋の模様を描いた作品である。

 かなり暗い描写も多いが、松岡さんが演じてくれたおかげで、主人公のことをなんとか気色悪いと思わずに観ることができる。松岡茉優さんの心の声がそのまま出ているような映画だった。

 コミュ障気味で孤独な身の上の自分は、主人公に共感するところもあったし、共感できない個所もあった。ただ、人間関係や世間の見方をこじらせている(くすぶっている?)人は、楽しんで観られると思う。