2018年の紅白の感想を簡単に(米津玄師パート編)

米津玄師が良かった。テレビ初歌唱で生放送だった。少し高音がきつかったり感極まって涙声になっているところもあったが、それに負けないぶれない歌声。
また、ロケ地の大塚国際美術館とダンサーの菅原小春さんも良かった。神々しい西洋絵画(陶器で出来たレプリカなのだというから更に驚く。日本にはまだまだ知られざる名所があるんだな)、カメヤマローソクで敷き詰められた舞台。菅原さんはやや荒ぶっている感じがあったが、あの感じが彼女のスタイルなのだろうと思う。自分がダンス表現を見慣れていないだけなのだと思う。

彼の出場が発表されたとき、米津さんの歌声が聞けることに嬉しさを感じる反面、NHKも年末に出場をねじ込むなんて強引なことをするよなと思った。しかし、蓋を開けてみると見事な舞台のお膳立てだったと思う。日本ってまだまだ捨てたもんじゃないと思った。

米津さんはボカロP(ボーカロイド作品のプロデューサー・作詞作曲者)出身ということもあり、個人的に尊敬している。一人でなんでもやってしまうのだから、とてもかなわない。米津さんにはこれからも活躍してほしい。